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身上書より詳しい!?

地方では、お見合いの身上書がなくても、人柄や職歴、周囲の人が何から何まで知っているということが多々あります。
ある意味身上書より詳しく、正確なのだそう。
結婚しないと、周囲から心配されてしまうことまであるのだとか。

東京在住で、ある地方出身の男性Tさんは34歳の頃、故郷で開かれた同窓会に久しぶりに出席しました。
34歳ともなれば、元クラスメイトは男女ともに結婚して子供がいる人がほとんど。
故郷では珍しい「独身」の太田さんに、友人が真剣な顔でこう言ったそうです。

「お前、その年で独身って、どこか悪いところでもあるのか?」

友人の言葉には悪意などみじんもなく、真剣に心配しているのが見て取れたとのこと。
Tさんとしては、ただ東京で仕事に打ち込み、彼女との恋愛を普通に楽しんでいるだけでした。
独身でいなけばならない理由は特になかったのですが、それならなおさら結婚しない太田さんを、故郷の友人はますます理解できなかったようです。

東京に比べると、地方では『結婚するのが普通』という考えが強いようです。世話焼きの人も多く、昔は、実家に帰ると勝手に身上書が用意され、お見合いの席がセッティングされてることもよくあったとか。

都心部に住んでいると意識しづらいですが、日本にはまだ地域共同体が機能している場所がまだまだ残っているようです。
若い女性にも当然チェックが入ります。
そのような地域では、お互いが知りすぎているため、身上書なども最初からいらないのかも知れませんね。

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